沖野中生、八軒中生のみなさん、そして保護者の皆さま、中間テスト、お疲れ様でした!
この1週間、早めに塾に来て勉強したり、やりたいことを我慢して勉強時間を確保したり、ギリギリまでポイントチェック(暗記プリント)を見直していたり……それぞれの生徒が、自分なりに努力してきたと思います。
本当に、よく頑張りました。
でも――。
実は「テストを終えた今」こそが、本当の勉強の始まりなのです。
「終わった〜」で止まっていませんか?
テストが終わると、どこか気が抜けてしまうものです。
「今回はまあまあだったかも」「今回はダメだったなぁ」など、感想を言い合いながらホッとするのもわかります。
でも、ここで完全にスイッチをオフにしてしまうのはもったいない。
なぜなら、返ってきた答案の中にこそ、これから伸びていくためのヒントが詰まっているからです。
間違えた問題には「宝」が眠っている
例えば、「惜しかった〜!」という問題。
あと一歩で正解だったけれど、計算ミスだった、漢字を間違えた、記号と語句を取り違えた……。
あるいは、「全然分からなかった」という問題。
そもそも単元の理解が浅かった、似た問題を見たことがなかった、語句の意味を取り違えていた……。
これらを放置してしまえば、また次のテストでも同じようなミスを繰り返すだけです。
でも、その場で確認し、理解し、身につけることができれば、次は確実に点数アップにつながります。
点数よりも、「なぜ間違えたか」が大事
たとえ400点を超えた生徒でも、見直しは必要です。
「ここ、なんとなくで答えたけど当たってた」なんて場合、それは実力ではなく運。
次に同じ問題が出ても、きっと答えられないでしょう。
逆に、今回思うような点数が取れなかった生徒でも、丁寧に振り返りをすることで、次回の伸びしろは何倍にも膨らみます。
hal学習塾では、テスト後の授業で答案と問題用紙を持ってきてもらい、間違えた問題をもう一度解き直したりする時間を取ります。(持ってきてくれない生徒もけっこういるんですけどね・・・)
これは、「次のテストで同じ失敗をしない」ための大事な作業です。
大事なのは、「やりっぱなし」にしないこと
勉強って、実は「結果」よりも「過程」が大事です。
うまくいかなかったときに「じゃあ次はどうする?」と考える力こそ、真の学力です。
そしてこの「考える力」は、いきなり身につくものではありません。
毎回のテストのたびに、しっかりと見直して、次につなげる習慣を持つこと。
それが、最終的に志望校合格や、社会に出てからの「自分で考えて動ける力」へとつながっていきます。
テストは「ゴール」ではなく「中間地点」
中間テストという名前の通り、今はまだ“途中”です。
次の期末テストまで、あと2か月半。
今回の反省と気づきを生かして、次の目標へと走り出しましょう。
塾では、点数を聞くのはもちろんですが、「どこでミスした?」「なぜ?」を一緒に掘り下げる時間を大切にしています。そうすることで、各自の弱点、次の課題が浮かび上がってきます。
塾での学びが、日々の勉強の習慣づけや、自信につながっていくよう、これからも伴走していきます。
「やり直す力」は、未来を変える力になる
テストが返ってくる瞬間は、正直ちょっと怖い。
でも、そこで逃げずに答案を見つめ直すこと。
それができるようになったとき、勉強においても、人としても「一歩成長」しています。
これからが本当の勝負です。
気持ちを切り替えて、また一緒に進んでいきましょう!
やり直し、徹底するぞ~!!