若林区沖野、六郷地区のhal学習塾です。
塾生にはよく話をするのですが、
「経験を積む」とはどういうことか??
この時期、
「数をこなすこと」
が経験だと思っている
生徒がいます。
「とにかく問題をやりたい!」
次から次に、「プリントくれ!」
いやね、別にいいんですけど、
数をこなすこと自体は
経験でもなんでもないと
思うんですよ。
たまに授業で話してはいるのですが、
経験って
「自分の失敗原因を理解できたとき」
「自分の成功原因を理解できたとき」
このとき初めて「経験」になると
思うんですよね。
数だけこなしても、
「なんで間違ったのか?」
逆に
「なんですんなり解けたのか?」
を考えずに、次から次へと
進めていっても、それは
「経験値」にはなっていないと
思うんです。
自分の「成功体験」、「失敗体験」の
原因を分析できたときに、
初めて「経験」と呼べるものに
なるのではないでしょうか。
この時期の中3生の中には、
「昨日10時間勉強した!」
「問題集40ページやった!」
など言う生徒がいます。
もちろん、時間、量は
絶対的に必要ですよ、受験には。
ただ、先に進むには、
「失敗の理由」「成功の理由」
を考えてから進んでほしいんです。
そうしないと、いつまでも
同じミスを繰り返す人になってしまいます。