若林区沖野、六郷地区のhal学習塾です。
さて、今日のテーマは
「料金設定じゃない!
環境設定だ!!」
です。
え~、わたくし塾長佐々木は
これまで、「通いやすい料金設定」
ということを第一に考え、
小学生のコースは月3,300円~
中1、中2は月13,200円~
中3は22,000円~
という料金設定をもとに
コースの時間、内容を決めて
いました。ただ、10周年を機に、
コース設計を見直そうと考えた
時に、「料金先行」でいいのか?
ということを非常に強く思う
ようになったのです。
確かに、保護者の皆様は、
週1回3,300円、13,200円
というのは「安い」と感じるかも
しれません。ただ、その「安さ」
というものは、どこでどう判断
するものでしょうか?
大抵の場合、
「他塾と比べて」
「個別指導よりは」
という相対比較になると思います。
ただ、それが必ずしも子どもたちに
とって、また子どもの成長を
願う保護者様にとって、
最良のものなのか?
ということに疑問を感じたのです。
子どもたちが塾に通う、
保護者様が塾に通わせる
共通の目的は何か?
それはカンタン!
「学力向上!成績上昇!」
なのです。
当塾の理念でも述べているのですが、
「塾に通う=成績が上がる」
ではありません。
そして、
「肝心なのは生徒のやる気!」
などと言うつもりもありません。
そこを引き出すのが塾の使命
なのですから。
そこで、
「やる気を引き出すために」
「学習意識を強く持たせるために」
塾として何が必要か?
ということ再考してみました。
原点回帰です。
そこでまず思い浮かんだのが
「学習環境」
これまでの当塾のコースですと、
中1、中2は週1回、週2回
中3は週2回、3回
小学生は週1回から
という授業日設定になっていて、
塾に毎日来るとなると、
ハードルが高くなってしまいます。
「毎日勉強したい!」
と心では思っていても、
なかなかできるもんではありません。
でも、もしも「毎日塾!」という
前提のコースがあったらどうだろう?
と考えたわけです。
もちろん、「毎日塾?きつい~」
という子どももいると思います。
ただ、それは普段の「毎日の学習」
が苦痛だったり、何をしてよいのか
わからないといったところからくる
拒否反応、いわば「食わず嫌い」
であって、
毎日ちょっとずつでも
「充実した学習内容」
をこちらが提供できれば、
またそれをする空間を
提供してあげられれば、
子どもたちの
「勉強に対する意識」
を少しずつ変えていけるのでは
ないか?「食わず嫌い」を
解消できるのではないか?
と考えたわけです。
まぁ、もちろん
「毎日塾に行かなくても勉強できる!」
という子どもはいます。
ただ、この沖野においては
それがごく少数なのが現状です。
それはなぜか?
答えは簡単。そういった環境を
提供できる塾が沖野になかったから!
です。学習意識は伝播します。
「あいつ毎日塾に通っているぜ!」
口先の「勉強している」ではなく、
本当に「毎日塾に通っている」
という事実が、きっと他の子どもたちの
心を動かすことにもつながると
信じています。
だからhalは
今年度から生まれ変わるのです。
沖野のために!
沖野の子どもたちのために!
そしてその保護者様のために!
ここまで長く書いてきましたが、
本題に戻しますと、
いくら料金が魅力的だといっても、
地域の実情を踏まえたものでなければ、
なんの意味もないということです。
「通うこと」「通わせること」
だけが目的ならば安いのが一番いい
に決まっていますが、
塾に求められるのは、
「学力向上!成績上昇!」
です。
それをこの地区の多くの人に
幅広いニーズで応えたい!!
それが私の思いです。
塾の環境を見直し、改善し、
整えることから、
子どもたちの勉強に対する
「熱い意識」
を生み出して、それを伝播させ、
地域に浸透させていくこと
そして、今の沖野の「学習意識」
を少しずつ変化させていくこと
がhal学習塾の、そして私の
使命なのだと。
賛同者は一人でもいてくれたらいい。
まずはそこから。
10年前を思い出しました。
開塾当初も、たった一人の中1生
から始まりました。
その後、もうひとり、ふたりと
徐々に通う生徒が増えていきました。
自分の生活を顧みずがむしゃらに
生徒のことを考えて指導しました。
通帳の残高が1万円をきることも
ありました(笑)
それでも、この沖野の人たちに
支えられ、なんとか10年
やって来ることができました。
今度は私が沖野に恩返しする番です。
何年かかるか分かりません。
もしかしたら、私が生きている間に
できないかもしれません。
でも、、でも、
私がこの志をなくしてしまえば
それを引き継いでいく者も
出てきません。
いいのです。
私が志を持ち続けていれさえすれば。