若林区沖野、六郷地区のhal学習塾です。
[普段からあまり勉強していない子偏]
母「あんた、テスト直前ぐらい勉強しなさいよ!」
子「分かってるよ!ちゃんとやってっから!」
母「いつもあんたは口だけなんだから!もう!」
こんなやり取りありますよね。
でもね、これ子供からすると
(そんな当たり前なこと分かってるけど何していいかわからない。)
(どうせやっても点数上がらないし・・・。)
おそらく心のなかではこう思っているんですよね。
例えば、毎回英語が30点とか国語が30点の子は、
テスト直前に勉強したからって、次もおそらく30点なんですよ。
子供からすれば、「やってもやんなくても30点」なわけです。
英語なんて、教科書訳すらできず、文法なんてちんぷんかんぷん。
こういう場合「勉強しろ!」と言われても、子供のやることはただ一つ。
「ワークの答え写し」です。(ガーン・・・)
結局、勉強の仕方が分からないのに直前だけ「やれ!」と言っても、「答えを写す」という作業しかできないんですよ。
これでは点数は毎回変わりませんよね。
じゃあ、どうすれば????
もうね、テスト直前になってしまってはどうしようもないんです。
むしろ声がけすべきはテストが近くないとき。
でも、保護者の立場からすると、
「中学校の勉強なんて自分じゃ教えられないし、具体的にどう指示していいのかわからないのよね。」
これが本音だと思います。
だったら、そこをうまく使いましょう。
普段から少しずつ、
「あんた今日の英語で何て単語出てきたの?お母さんもだいぶ昔のことでさ~。男子にモテたのは覚えてるんだけど、英語の単語なんて忘れちゃったのよ~。」
「今中学校ってどんな漢字習ってるの?ママ結構漢字得意だったのよ。最近出てきた漢字言ってみて。書いてあげるから。」
(別に書けなくてもいいんです。)
そうするとですね、まぁ思春期の子供ですから素直に
「はい、これこれこうで・・・。こんなの習ったよ!」
「じゃあ、○○って書いてみて。」
なんて展開はマレです(笑)
きっと「めんどくせーな。どうでもいいだろ、そんなこと!」
って答えがかえってきますね。
でもそれでいいんですよ。なぜって?
きっとその後部屋でコソコソ教科書調べたりする子もいるんです。
保護者自身が「分からない」スタイルでいってみましょう。
相手が「わからない」
自分が「教える」、自分のほうが「知っている」
って結構気分がいいもんなんですよ。
でもやっぱり「テスト直前はなんとか勉強させたい!」
皆さんこう思いますよね。
そんなときは、的を絞ってあげるといいでしょう。
「あんたさ、次のテストで漢字だけでも満点だったらGoogle Playカード買ってあげるわよ。」
とかですね。
ただ「勉強しろ!」では、上でも書いたように、何していいのか分からないんです。
つらつらと書いてしまいましたが、結局何が言いたいのかというと、
子供に少しでも勉強してもらいたいって思うのであれば、
・「私にも教えてよ」スタイルで攻めてみる。
・テスト直前ではなく、むしろテストが終わった直後から声がけをすること。
を実践してみてください。