暗算の訓練♪

2021/07/01
ロゴ

仙台市若林区沖野、六郷地区のhal学習塾です。

 

小学生でも、中学生でもなんでもひっ算しようとする子っていますよね。

 

うちの塾でも、2けた×2けたの計算を見ると反射的にひっ算をしようとする子がいます。

小学生でも中学生でも。

 

例えば今日小5の授業では、

面積を求める問題で、

15×12をひっ算でやろうとしていた子がいたんですね。

 

「ちょっと待った~!(ネルトン風に)」

 

「え??」

 

「それはひっ算しちゃイカ~ん!」

 

「え?でも難しいです・・・。」

 

「よし、ひっ算ではないやり方で計算してみよう!

まず、15はそのままでいいや。12って何×何?思いつくの言ってみて。」

 

「えっと、3×4。」

 

「だね。他には??」

 

「2×6」

 

「それで行ってみよう!15×12は、15×2×6に書き換えてもいいよね?」

(と言いながら板書↓)

 

15×12=15×2×6

 

「ここでさ、掛け算はどこからやってもいいわけだから、15×2を先にするわけ。いくつ?」

 

「30!!」

 

「そうだよね。てことは30×6と同じだから・・・・」

 

「あ!180!かんた~ん!!」

 

「でしょ??1の位が5の数と、偶数の掛け算の場合はさ、2をかければ1の位が絶対0になるんだよ。それが分かってれば、こうやってすぐに暗算でできちゃうよ。」

 

「うん!簡単だった~!」

 

「これからはさ、すぐにひっ算始める前に、暗算でできないか考えてみよう!」

 

「は~い。」

 

 

暗算の訓練って、こういう工夫するところからなんですよね。