仙台市若林区沖野、六郷地区のhal学習塾です。
本日の中1の社会の授業にて・・・
地図(正距方位図法)を見て、東京から見たモスクワの方位を八方位で答える問題で・・・
とある生徒の解答が・・・
「西東」
どっちやねん!!
「お前さ、にしひがし?せいとう?ってさ、結局どっちだよ?」
「あたし、方角分からないんです~(笑)」
「全く?じゃあさ、北海道は日本のどっちにある?」
「北でしょ!ふつうに!」
「分かるじゃん。なんで分かったの?」
「北海道って北って字が最初だから。」
「なるほど・・・。じゃ、太陽ってどっちから昇ってどっちに沈むか分かる?」
「え?無理~わかんない!太陽だから南?から?東?」
「マジか~。方角が分からんのか・・・。北の反対は?」
「え・・・・・・・西?」
「そうか。まずそこからか。今から書くから覚えてよ。」
「まず地図の場合は上が北、下が南。だから北の反対は南。
で、左が西で、右が東。ってことは西の反対は東ね。
ってことはだよ、君の書いた『西東』って
どっちの方位をさしているか分からんよね(笑)」
「確かに~!」
「で、肝心の東京から見たモスクワの方角は?」
「えっと~・・・まず上だから北で、左だから西・・・
先生っ、こういう場合はどういうの?ニシキタ?キタニシ?」
「どっちでもないわ(笑)ホクセイって読むんだよ。
八方位の場合、まず最初に南か北を言って、そのあと東か西な。」
「じゃあさ、東と北の場合は北東?」
「そうそう。」
「じゃあさ、北だけの場合は?まっすぐ上のとき!」
「・・・・・・・・それは、、、、、
ただの”北”でいい・・・。」