~見落としミスが未来を変える?字の丁寧さが学力を左右する理由~
「計算は合ってるのに、なんで点数が取れないんだろう?」
そんな相談を受けることがあります。答案を見てみると、そこには共通点が。
字が雑。
それだけで、もったいない減点がいくつも…。
今回は、「字の雑さ」がどれほど成績に影響するのか、実際の例を交えてお伝えします。
「6」と「0」の区別、ついてますか?
ある中学生の答案。筆算の途中式に「60」と書いたつもりが、数字の0の上が出てしまって「66」に見える。もちろん、採点者は「66」と判断。
結果、計算過程すべてがずれ、「正しい方法で解いたのに不正解」という悲劇。
本人も「え、合ってるのに…」とショックを受けていました。
でもそれ、字の問題です。
「=」が「-」に見えるだけで…
記号も例外ではありません。
計算式の「=」が雑に書かれていたため、1本しか線が見えず「-(マイナス)」に見える。答えそのものは合っていても、計算過程が誤っていると見なされて減点。または、-と=が重なってしまって、答案には-を書かずに間違い。
記号の読み違いは、致命的なミスに繋がります。
しかも、本人は気づかない。テスト直しでも「どこが違ったの?」と納得できず、モヤモヤを引きずるのです。
漢字1本の線で意味が変わる
国語でも例外ではありません。
たとえば「様(よう)」という漢字の「木」の部分。
縦棒が1本足りず「末」に見えるような字を書くと、「誤字」と判定されます。
また、「時」と「寺」や、「持」と「待」のようなパーツの違いが曖昧な字も減点対象です。
中学生になれば、学校のテストも「ていねいに書いてくれることを前提」に作られています。丁寧な字を書く力=相手に伝える力です。
テストの点だけじゃない、先生の見る目も変わる
雑な字で書かれた提出物やノートを見ると、先生はどう思うでしょう?
「やる気がないのかな?」「ちゃんと考えて書いてるのかな?」
たとえ真面目に頑張っていても、字が雑なだけで「いい加減に見られてしまう」ことも。
逆に、まだ内容が完璧でなくても、丁寧に書こうという姿勢が見えると、「伸びそうだな」と感じてもらえる。
先生は、字からも“成長の可能性”を読み取るんです。
字が丁寧な子は、学力も安定しやすい
hal学習塾でも、字が丁寧な子は計算ミスや読み間違いが少なく、成績が安定しやすい傾向があります。
もちろん、最初からきれいな字を書ける必要はありません。大切なのは、
- 数字の6と0はハッキリ区別する
- 漢字の線を省略しない
- 記号は正確に(=は2本線、-は1本線)
- 自分でも読み返せる字で書く
これだけでも、ミスは確実に減ります。
字は「あなたの思考の写し鏡」
私たちは、自分の頭の中を「字」という形にして外に出しています。
だからこそ、「伝わる字」で書くことは、相手への思いやりでもあり、自分の学びを守る力にもなるのです。
成績アップの鍵は、問題集やプリントだけじゃありません。
まずは、「一文字一文字をていねいに書く」という、小さな一歩から。
その一歩が、未来の自分を大きく変える力になるかもしれません。
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