「式を教えてください」が当たり前になっていないか

2026年01月26日 | お知らせ, 中学生, 小学生

最近、塾で指導をしていて、強く感じることがあります。
それは――
「塾は、なんでも教えてくれる場所」
そう思っている子どもたちが、確実に増えているということです。

たとえば、小学生でも中学生でも、算数・数学の文章問題。
問題を読んで、少し考えたあと、すぐにこう言います。

「先生、式を教えてください」

もしかしたら、その言葉を聞いた瞬間に、
「じゃあ、この式ね」と黒板に書いてあげる先生もいるかもしれません。
でも、hal学習塾では、それはしません。

それは「教える」ではなく、「奪っている」から。

式をすぐに教える。
一見すると、親切で、効率がよくて、子どものためのように見えます。

でも、私はこう思っています。
それは――教えすぎです。

文章問題で一番大切なのは、
・何がわかっていて
・何を求める問題なのか
・どうつながっているのか
を、自分の頭で整理すること。

そこをすっ飛ばして「正解の式」だけを与えてしまうと、
子どもから何を奪ってしまうか。

考える時間
試行錯誤する経験
「あ、こういうことか」と気づく瞬間

全部、奪ってしまうんです。

hal学習塾が大事にしている「考えさせる指導」

hal学習塾では、すぐに答えや式は出しません。
代わりに、こんな声かけをします。

「まず、何を聞かれている問題?」
「数字、どこに書いてある?」
「図にしてみようか」
「この数は、何を表している?」

遠回りに見えるかもしれません。
でも、この遠回りこそが、本当の近道です。

自分で考えた式は、忘れません。
自分でたどり着いた答えは、次に応用がききます。

「自分で考える」は、才能じゃない

よく、保護者の方からこんな言葉を聞きます。
「うちの子、考える力がなくて…」

でも、違います。
考える力は、生まれつきの才能じゃありません。

考える経験を、どれだけ積んできたか。
それだけです。

hal学習塾では、
・すぐに答えを与えない
・でも、放置もしない
・ヒントは出す
・一緒に考える

このバランスを、とても大切にしています。

「自」から始まる学びを育てたい

hal学習塾が大事にしているのは、
自律・自重・自発の3つの「自」。

「教えてもらう」勉強から、
「自分で考える」勉強へ。

それができるようになると、
テストの点数だけでなく、
子どもの表情そのものが変わってきます。

「わかった!」
その一言の重みが、まったく違うんです。

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