【中間テスト前日】最高の準備をして、明日を迎えよう!

2025年06月22日 | お知らせ, 中学生

中間テスト前日。
緊張している人もいれば、「もう無理かも…」と不安に押しつぶされそうになっている人もいるかもしれません。
でも、大丈夫。今日の過ごし方次第で、明日の出来はまだまだ変わります。

ここでは、hal学習塾の生徒たちにも伝えている「テスト前日の正しい過ごし方・勉強の仕方」をご紹介します。


1.前日は“詰め込み”より“整理と確認”

「まだあれも終わってない」「このワークも解いてない」
そう思って、あわてて新しい問題に手を出す生徒がいますが、それはあまりおすすめできません。

テスト前日にやるべきは、
“新しいことを覚える”より、“すでに覚えたことを確実にする”こと。

塾で教えているのは、以下のようなことです:

  • 解いた問題のまちがい直しをする
  • ノートやプリントの見直しをする
  • 暗記もの(理社・英単語)は確認テスト方式で自分を試す

つまり、「やったつもり」ではなく「できるかどうか」を確かめる時間にする。
前日こそ、自分の力を“整える”時間です。


2.「5教科全部やる」はNG。優先順位をつけよう

前日に「5教科全部まんべんなくやる!」は非効率です。
むしろ、力を入れる教科を2つか3つに絞るほうが、集中力も成果も上がります。

たとえば:

  • 数学や英語:点を落としたくないから、確実に取れるところを確認
  • 理科や社会:暗記が多いので、前日にしっかり詰める
  • 国語:漢字・文法・記述のパターンだけはしっかりおさらい

時間が限られているからこそ、「今やるべきもの」を見極める目が大切です。
これも、自律と自発のトレーニングです。


3.夜遅くまで勉強しても、成績は上がらない

「前日は徹夜でがんばる!」という気合いは評価しますよ。
でも、実際には逆効果です。

睡眠不足の頭では、どんなに勉強しても記憶が定着しませんから。
なによりテスト本番の集中力と判断力が落ちます。

理想は、夜11時までに布団に入ること。
そして翌朝、早めに起きて軽く見直すほうが、はるかに効果的です。

塾でもいつも伝えています。
「前日の勉強は“がんばる”ことより、“整える”ことが大事なんだよ」と。


4.不安な気持ちは、“やることを明確にする”ことで消える

前日になると、「やばい」「間に合わない」「ダメかも」とネガティブな気持ちが出てきます。

でも、そこで大切なのは、
“感情”ではなく“行動”に目を向けること。

たとえば、紙に「これからやることリスト」を書く。これ、けっこう大事!

  • 19:00~19:30 理科のワーク見直し
  • 19:30~20:00 社会の語句チェック
  • 20:00~21:00 数学のまちがい直し
  • 21:00~21:30 英語の単語テスト

こんなふうに「やることが見える化」されると、気持ちも落ち着きます。
hal学習塾でも、こうした“具体的な時間割”を自分で作る練習を大切にしています。


5.最後に、自分を信じよう

前日には、これまでの頑張りが一気に不安に変わることがあります。
でも、その不安は「やるだけやった人」にしか生まれないもの。

自分を信じて、落ち着いてテストに向かってほしいと思います。
hal学習塾の生徒たちにも、テスト前にはこう声をかけます。

「できることを、しっかりやろう。きっと大丈夫。」

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