夏休みが始まり、いよいよ本格的に「夏の勝負」が始まりました。
hal学習塾では、今日中学1年生の夏期講習がスタートしました。第1日目の今日は、各教科ともに“基礎の徹底”をテーマに授業を行いました。
数学:用語をおろそかにするな。意味を知れば解ける
中1数学の基礎中の基礎といえば「正負の数」。
今日はまず、正の数・負の数・絶対値・自然数・整数といった語句の確認からスタートしました。
意外とこのあたり、「なんとなく分かっているつもり」で通り過ぎてしまうことが多いのですが、語句の意味が曖昧なままだと、文章題や応用問題に太刀打ちできません。
演習では、「次の中から自然数を全て選びなさい」や「絶対値が2以下の整数はいくつあるか?」など、基礎を問う問題を中心に扱いました。
知識の“土台”がしっかりしていれば、その上に積み上げる応用も安定します。
夏期講習は、その土台作りに最適なタイミングです。
英語:be動詞と一般動詞、あなたは使い分けできていますか?
英語は、be動詞(am, are, is)と一般動詞(play, like など)の使い分けがテーマでした。
「I am a student.」と「I play soccer.」は、どちらも「私は〜です/〜をします」という意味に見えるかもしれませんが、使っている動詞が違います。
中1英語で最初につまずきがちなのがこの“be動詞と一般動詞の区別”。
特に、2人称(You)での文の作り方が混乱の元になりがちです。
授業では、肯定文→否定文→疑問文という順で練習を重ね、音読も取り入れて定着を図りました。
「なんとなく書いて、なんとなく合っていた」ではダメ。
自分で文法のルールを理解し、正確にできるようになるまで徹底的に練習していきます。
国語:説明文は「意味」ではなく「根拠」を探せ
国語では、説明文を取り扱いました。テーマは2つ。
- 抜き出し問題
- 接続詞の記号選択問題
抜き出し問題では、「どの部分を、どこからどこまで写せば正解になるのか」を丁寧に分析。
接続詞の問題では、「だから」「しかし」「たとえば」などの働きに注目して、選択肢を見極める力を養いました。
特に中1のうちは、「意味はなんとなく分かるけど、どこを抜き出せばいいのか分からない」「選択肢が全部合っているように見える」といった迷いがつきものです。
でも、そこに「根拠を探す習慣」があるかどうかで、解答の正確さは大きく変わってきます。
授業では、「キーワード」「文脈」「指示語」に注目する読み方を練習しました。
夏期講習は始まったばかりですが、すでに生徒たちの目つきが少しずつ変わってきているのを感じます。
「よし、やってやるぞ」という前向きなエネルギー。これこそ、夏にしか得られない“経験値”です。
この夏、「伸びる」きっかけをつかみましょう!!