中学1年生のみなさん、そして保護者の皆さま。
いよいよやってきます、初めての定期テスト。
小学校の単元テストとは違い、「範囲が広い」「時間が長い」「点数が一気に通知表に直結する」など、はじめは戸惑うことも多いと思います。でも、最初のテストこそ大切。ここで良いスタートを切れるかどうかが、中学校3年間を左右するといっても過言ではありません。
今回は、数学・英語・国語の主要3教科のポイントと、テストに向けた意識の持ち方・取り組み方をまとめました。
まずは「テスト勉強の習慣化」から始めよう
中学校では、勉強を“計画的に”進める力が求められます。
今までの「授業を聞いて、宿題を出す」だけの学習では、太刀打ちできません。
まず大事なのは、1日30分でもいいから毎日机に向かう習慣をつけること。そして、「今、何をやっているのか」「次に何をやるべきか」を意識して勉強することです。
【数学】計算力×ルールの理解=高得点のカギ!
範囲は「正負の数」。ここは“これからの数学すべて”の土台です。
- 正負の数のルール(符号のつけ方、たし算・ひき算・かけ算・わり算の考え方)
- 数直線、絶対値
- 四則混合計算(符号のミスに注意!)
苦手な人の多くは「マイナスとマイナスでどうなるの?」と混乱しています。
とにかく手を動かすこと。毎日計算練習を少しずつ繰り返すことが、確実な得点につながります。
【英語】書ける?読める?言える?「3つの力」が試される!
中1最初の英語は「アルファベット」「ヘボン式ローマ字」「be動詞・一般動詞・助動詞(can)」など。文法はまだ複雑ではありませんが、単語・表現の正確な暗記がとても大事です。
特にポイントになるのは:
- アルファベットを正しく書けるか(大文字・小文字の区別、bとdの間違いなど)
- 主語と動詞の組み合わせ(I am / You are / I can など)
- 疑問文・否定文の形にできるか
音読も効果的。声に出して読めば、スペルミスも減り、頭に残りやすくなります。
【国語】「なんとなく読んでる」から「根拠を持って読む」へ!
詩・説明文・文法(指示語・接続語)などが中心となる中1の国語。
ここで差がつくのは、「なんとなく読む」か「理由を考えて読む」か。
- 詩では「心情・情景・表現技法」
- 説明文では「筆者の主張と理由の関係」
- 文法では「この言葉は何を指している?なぜ接続語はそれ?」
設問に対して「なぜそう思ったのか」を説明できるかが重要。教科書を読んで満足するのではなく、ワークやプリントを通じて「読解の筋トレ」を積みましょう。
テストは“結果”じゃない、“スタート地点”だ!
最初のテストで「うまくいかなかった」としても、それで終わりじゃありません。むしろそれが、“中学の勉強”の本当のスタートラインです。
でも逆に、「最初にうまくいくと自信になる」ことも事実。
特に中1の1学期は、範囲が狭く、内容も基本的。今、がんばれば、必ず結果につながるチャンスなのです。
こんな中1生にはhal学習塾がおすすめ!
- 勉強のやり方がわからない
- 計画的にテスト勉強をしたい
- 学校の授業だけでは不安
- 「わかったつもり」が多い気がする
- ひとりじゃ集中できない
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中1の最初のテスト、“何をやればいいか”が明確にわかる指導を心がけています。