7月も後半に入り、いよいよhal学習塾の夏期講習がスタートしました!
本日より中学2年生の講座が始まり、生徒たちは暑さに負けず、集中力の高い良いスタートを切ってくれました。
「中だるみの2年生」と言われることの多い中学2年ですが、ここでの踏ん張りが受験学年・中学3年の土台になります。
そんな大切な夏の初日、どんな内容を扱ったのかをご紹介します。
英語:「be動詞」と「一般動詞」―まずはここから再確認
1日目の英語は、中1で学んだbe動詞と一般動詞の区別、さらに3人称単数現在形の“s”について徹底的に確認しました。
例えば、
- He is a student.(be動詞)
- He plays soccer.(一般動詞・3人称単数)
といった違いが、実はごちゃまぜになってしまっている生徒が多いのです。
英語が苦手な生徒の多くは、この「主語に合わせた動詞の形」を曖昧なままにしています。
その結果、長文読解でも文法ミスが出てしまうのです。
本日の授業では、be動詞と一般動詞の違いを確認した上で、「誰が(主語)」「何をする(動詞)」の関係に注目しながら演習を繰り返しました。
👉 ポイントは、「主語を見て、動詞の形を正しく選ぶ」こと。
地味な練習ですが、ここが曖昧なままでは、3年になっても英作文や長文で足を引っ張ることになります。今ここで、しっかり固めておきましょう!
数学:中1内容の復習+中2の基礎内容へ
数学はまず中1内容の総チェックから。
- 正負の数の加減乗除
- 文字式のルール
中2の夏のスタート時点では、「中1の内容をどれだけ覚えているか?」が非常に重要です。
特に文字式で符号のルールをあいまいにしていると、中2の式の計算(単項式や多項式の加減乗除)でつまずいてしまいます。
後半は中2の内容に入り、単項式・多項式の加減、乗法・除法を扱いました。
(3x+2)−(x−5)(3x + 2) – (x – 5)(3x+2)−(x−5)
のような多項式の減法では、「符号の変化」と「文字の整理」が鍵です。
👉 ポイントは、「項を正しく見分けて、計算順序を意識する」こと。
この部分で符号の処理をミスする生徒が多いため、計算過程を板書で丁寧に解説しながら、しっかり演習しました。
国語:説明文の構成をつかむ/文節の基礎
国語は、まず「説明文の段落構成を読み取る」練習から始めました。
説明文を読む際には、「この段落は何を言っているのか?」を意識して読むことが大切です。
つまり、要点(キーワード)と展開(理由・例・まとめ)を見極める力が問われます。
今回は段落ごとに印をつけながら、話の流れを追う練習をしました。
後半は「文節」の問題にも取り組みました。
- 音読して切れ目を感じる
- 主語・述語の関係をつかむ
といった基本の確認からスタート。
文法の知識があいまいな子ほど、読み書きの理解力にも影響が出てしまうため、ここも丁寧に扱っています。
夏の学びを、「受験につながる力」に
夏期講習は単なる「復習」や「予習」ではありません。
学校の授業では気づけなかった弱点をあぶり出し、それを「自分で解決できる力」へと変えていく大切な期間です。
hal学習塾では、
「自律」「自重」「自発」の3つの「自」を大切にしながら、
生徒一人ひとりの「できる!」を引き出していきます。
この夏のスタートを、これからの成長への第一歩にしてほしいと思います。