中学2年生の数学、ここからが本番です。
1年生のときに「計算まではなんとか…」という生徒も、「文字式」「連立方程式」に入った瞬間、「あれ?なんか難しくなったかも…」と感じることが少なくありません。
でも、それは当然なんです。
なぜなら、中2数学は“考える力”を試される単元が目白押しだから。
その中でも特に重要なのが、「文字式の利用」と「連立方程式」です。
「方程式=難しい」は思い込み!
まず伝えたいのは、
「方程式が苦手だったのは、あなたの頭が悪いからではない!」ということ。
1年生で方程式が苦手だった子の多くは、「=(イコール)」の意味を本当には理解していなかったり、“変形”のルールがあやふやなまま式をいじっていたりします。
つまり、基礎のつまずきが原因なんです。
ここで登場するのが「等式の変形」。
「等式の変形」は、すべてのカギを握っている!
たとえば、「x=a÷b」という式を、「a=?」に直したいとき、どうすればいいか分かりますか?
このような“文字が複数ある式”を自在に変形できる力こそ、中2以降の数学を乗りこなすための“魔法の鍵”です。
連立方程式も、関数の式も、図形の証明も、すべては「等式の変形」ができるかどうかで、理解度がまるで違ってきます。
「等式の変形」ができれば、連立方程式も楽勝!
連立方程式の解き方には、「代入法」「加減法」があります。
この中で「代入法」が得意になるかどうかも、変形の力にかかっているんです。
「y=2x+3」と「3x+2y=12」
この2本の式を見て、「あ、y=2x+3をもう一つの式に代入しよう」と考えられる子。
でも、「代入してからの計算がグチャグチャになって分からなくなる…」という子も多い。
それは、等式の変形を“練習”していないからです。
hal学習塾では、「変形」→「意味」→「活用」の順で教えます
hal学習塾では、いきなり答えを出すような教え方はしません。
「どうやってその式になったのか?」「なぜその操作をするのか?」を、一緒に“納得”しながら進めていきます。
そして、自分の力で式を変形できるようになる練習を、しっかり時間をとって行います。
この積み重ねがあるから、連立方程式に入ったときも「変形の意味」がブレずに理解できる。
だから「やり方を覚える」ではなく、「自分の中に軸ができる」んです。
方程式を「得意」に変える、最大のチャンス!
中学2年生の今こそ、
「方程式=苦手」を「方程式=得意」へと変える大チャンスです。
逆に、ここをあいまいにしたまま進んでしまうと、関数・図形・文章題…と続く中学数学の“本体部分”に大きなつまずきが生まれます。
今なら、まだ間に合う。
いや、今こそがラストチャンスといってもいいかもしれません。
「数学、なんか楽しくなってきたかも」そう思える自分へ
「変形」がスラスラできるようになった生徒の表情は、みんな明るくなります。
「あ、なんか分かる!」
「自分でできた!」
その小さな自信が、数学への姿勢をまるごと変えていくのです。
方程式の基本は一生モノ。
このチャンスを、どうか逃さないでください。