~模試で国語の点数を伸ばすために~
模試の国語は「なんとなく読む」では通用しません。限られた時間の中で正解を取るには、解き方の【型】を身につけることが大切です。以下の手順を意識してみましょう。
① 大問全体を見渡す
- まずは全体の問題数やジャンルをチェック
→ 小説・評論・随筆・古文・漢文など - 記述問題の有無を確認する
- 時間配分の目安を決める
模試は時間との勝負。最初に「戦略」を立てるだけで落ち着いて取り組めます。
② 設問を先に読む
本文を読む前に、必ず設問に目を通します。
- どんな問いが出ているか確認
- 人物の心情か、筆者の主張か、理由説明かを把握する
- 設問に出ているキーワードを意識して本文を読む
設問を先に読むことで、本文のどこを注意して読むかが分かります。いきなり本文を最初からダラダラ読むのはNGです。
③ 本文は「探しながら」読む
模試の国語は全部覚えようとする必要はありません。
- 「設問で問われている箇所」だけを精読
- 残りは流し読みで構わない
- 接続語や指示語(これ・それ・しかし・つまり など)に注目
特に評論文は、接続語で論理が切り替わる部分を見逃さないことが重要です。
④ 選択肢は消去法で攻める
- 「なんとなく良さそう」で選ばない
- 言い換えや主語・述語がズレているものを消す
- 「絶対」「すべて」など断定的な言葉が入っている選択肢は注意
国語の選択肢問題は、正解を選ぶというより「誤りを削る」感覚で解くのが鉄則です。
⑤ 記述は「聞かれたことにだけ答える」
- 聞かれていないことは書かない
- 根拠を本文から引っ張ってくる
- 主語・述語をはっきり書く
- 字数制限ギリギリまで使うと安心
記述は減点されにくい書き方を心がけるのがポイントです。
⑥ 時間を余らせて見直す
国語はケアレスミスも多い科目です。
- 誤字脱字の確認
- 記述の字数オーバーや不足チェック
- マークミスを必ず見直す
最後の数分で、意外に大きく得点が変わることも。
hal学習塾からのメッセージ
模試の国語は「才能」ではなく「手順」で点数が取れる教科です。
一度解き方の型を身につければ、次の模試や定期テストでも同じやり方が使えます。
「感覚」から抜け出して、「戦略」で点を取る。
それが国語の模試攻略の最大の鍵です!