【数学】模試で差がつく!関数・図形問題は「とにかく書き込め!」

2025年07月15日 | お知らせ, 中学生

「模試の数学、関数や図形の問題が時間内に解ききれない」
「解き方の糸口がつかめないまま、最後は勘で答えてしまう」

そんな悩みを抱える中学生は多いのではないでしょうか?

実は、模試の数学で点を取れる人と取れない人の差は、問題用紙の使い方にあります。

答えが書いてあるのは解答欄。でも、解けるかどうかは「途中の紙」にかかっているのです。

書き込むことで、頭が整理される

関数や図形の問題は、文章の中に重要な数字やヒントが隠れています
座標、直線の式、線分の長さ、角度、面積…。

これらを頭の中だけで整理するのは無理です。プロでも無理です。

例えば、以下のような問題を想像してみてください。

点A(3,2)、点B(7,6)を通る直線の式を求めよ。
また、この直線とx軸との交点をCとする。△ABCの面積を求めよ。

このとき、何も書かずに頭の中で計算するのはほぼ不可能
途中でどの数がどこから出てきたか、すぐに分からなくなります。

ところが、問題用紙や下書きに

  • 座標を書き出す
  • 求めた「傾き」や「切片」をメモする
  • 図にCの座標を入れる
  • 座標を使って辺の長さを計算するメモを書く

こういった「書き込み」をするだけで、手順が整理され、解くスピードも正確さも一気に上がるのです。

図形問題は「絵を描いて、長さや角度を書き込む」!

模試の図形問題は特に要注意です。
問題に印刷された図は、小さくて情報も少ないことがほとんど。

そこに、問題文に書かれた情報を自分で追記する作業が必須です。

例えば

  • 与えられた長さを書き込む
  • 角度を書き入れる
  • 平行マーク、垂直マークを描き足す
  • 求めた長さや比をメモする

こうした書き込みを怠ると、最初の条件すらすぐ忘れてしまい、何度も問題文を読み直す羽目になります。

それは大きな時間ロス。模試では時間との戦いです。

特に中学数学の「証明問題」では、書き込んだ図がそのまま答えに直結することも多いです。
書き込みこそ最強の武器だと思ってください。

模試本番でやってみよう

  • 座標は問題文から見つけ次第、即座に図に書く
  • 長さ、傾き、切片などは空いたところにメモする
  • 小さくてもいいので図を自分で描き直す
  • 直線の交点は座標を必ず書き入れる
  • 証明のときは補助線もどんどん描く

書き込みが多いほど、問題を「自分のもの」にできます。
逆に、頭の中だけで解こうとするのは、模試で失点する人の典型的なパターン。

模試本番、鉛筆を置く手を止めないこと。
「書き込み」は、模試数学を制する最大のテクニックです!

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