「社会って暗記科目だから、覚えれば点が取れるでしょ?」
そう思っていませんか?
確かに社会は知識を問う問題が多いですが、模試では「知っているだけ」では解けない問題が出ます。仙台市の沖野中・六郷中の皆さんも、学校の定期テストは高得点なのに、模試では思ったほど点が取れなかった…という経験はないでしょうか?
今日は、hal学習塾が大切にしている 3つの「自」 のうち、特に「自発」を活かしながら、模試社会を攻略するコツをお伝えします!
社会の模試は「問題文を読ませる」仕組み
模試の社会の大きな特徴は、問題文が長いこと。
特に宮城県の模試では、以下のような問題が多く出ます。
- 資料を読み取って答える
- 図表・グラフ・地図を見て答える
- 複数の知識を関連づけて答える
例えば、
下の資料は、ある地域の人口推移と産業別就業者の割合を示したグラフである。これをもとに、地域の特徴を述べよ。
という問題。
こうした問題では、ただ「覚えた知識を吐き出す」だけでは点になりません。
大事なのは、文章や資料を「読み解く」力です。
社会の模試を解く3つのポイント
① 問題文を先に全部読む!
模試の社会で一番多い失敗は、「問題を読み飛ばす」こと。
問題文にはヒントがたくさん隠されています。例えば
- 「次のA〜Cのうち最もあてはまるものを選べ」
- 「理由もあわせて答えよ」
- 「資料をもとに考えをまとめよ」
など、どんな形で答えるか指示が必ずあります。
とにかく先に 全部読んでから 解き始めることが鉄則です。
② 資料に書いていないことは答えない
グラフや表が出ると、「この地域は米が有名だから…」と先入観で答えてしまう人がいます。
しかし模試では 資料に書いてあることだけを根拠に答える のが正解への近道。
たとえ自分の知識と違っていても、資料が「こうだ」と示しているなら、それが答えです。
③ キーワードを盛り込んで書く
記述問題では、答え方に差が出ます。
「何となく説明」は減点されがち。
例えば
- 割合のグラフの時に「~の人口が減っている」✖→「~の人口”割合”が減少している」〇
- 「工場が多い」→「第二次産業がさかん」
というように、社会で習う キーワードを使って答える のが高得点のコツです。
模試の社会は「考える力」を試される
hal学習塾では、社会の授業でも「読み解き方」を徹底的に教えています。
ただの暗記ではなく、
- 問題文を精読する力
- 資料を分析する力
- 正確に表現する力
を鍛えることで、模試でも安定した得点が狙えます。
社会は苦手と思われがちですが、「ルール」を知れば、むしろ点数が伸ばしやすい科目です。
沖野中、六郷中、八軒中、南小泉中のみなさん、模試の社会も一緒に攻略していきましょう!