【2学期中間テスト】体調不良で広がる“勉強格差”——欠席した生徒ほどつらい状況に

2025年11月18日 | お知らせ, 中学生

今年の2学期中間テストは、例年とはまったく違う空気感があります。

中学生は、インフルエンザや発熱などで欠席者が非常に多い
そしてこの「欠席の多さ」が、そのまま勉強の進度差という形で大きく表面化しそうです。

特に今回の中間テストは、
テスト期間中にしっかり勉強できた生徒と、体調不良でまったく手をつけられなかった生徒の差が、過去最大級に開く可能性が高いと感じています。


■「勉強できた/できなかった」だけでは済まない問題

今回の中間テストで厄介なのは、「体調不良で勉強できなかった」だけではありません。

学校を休んだ生徒にとっては、

授業を受けられなかった=未学習の単元がそのままテスト範囲になる

という、とても厳しい現実があります。

普段からしっかり授業に出ている子でも、
1~3日休むだけで社会・理科・数学などの単元が丸々抜け落ちることも珍しくありません。

まして、今回は「発熱で1週間ほぼ寝込んでた」という子もいる。
その間にクラスは容赦なく進みます。学校の授業は止まりません。

欠席した子にとっては、次のようなことが起きます。

  • 学んでいない単元がテスト範囲に入る
  • ノートの抜けが多く、復習の準備すらできない
  • やっと体調が戻った頃には、テストまで数日
  • 追いつこうとしても追いつけない量

これを「きつい」と言わずして、何と言えばいいでしょうか。


■テスト前なのに不安が増すだけ…そんな生徒たちへ

今回のテストは、正直に言って“結果だけでは本当の力を測れないテスト”です。

体調不良は本人のせいではありません。
そして学習の抜けは、誰かがそばで支えてあげれば取り戻すことができます。

もしテスト勉強がうまくいかなくても、
「自分はダメだ」と思う必要はまったくありません。

この中間テストで大事なのは、

点数ではなく、どこが弱くなったのかを正確に把握すること

です。

元気になった今、「未学習のまま流れてしまう単元」を一つずつ回収していけば、
学年末テストに十分巻き返すことができます。


■塾としてできること——“未学習の穴”を埋めるサポート

hal学習塾では、今回のように欠席が多かったテスト前の時期こそ、

  • 未学習単元のチェック
  • 抜け落ちた部分の補習
  • 理解が浅くなっている範囲の再確認
  • テスト後の「弱点つぶし」計画

こうしたサポートを特に丁寧に行っています。

在塾生の中にも、今回の体調不良で厳しい状況の生徒は少なくありません。
それでも、授業やフォローで“穴”を埋めながら、期末テストに向けて立て直しができています。

今回つらかった子ほど、ここから伸びるチャンスがあります。

なぜなら、苦しかった分だけ「やるべきこと」がはっきり見えるからです。


■体調不良でつらい思いをした子にこそ伝えたい

今回の中間テストは、「勝負のテスト」ではありません。

“立て直しのスタート地点になるテスト”です。

点数に振り回されず、落ち着いて弱点だけを見つけていけば大丈夫。
そして、それを一緒に乗り越えるのが塾の役割だと思っています。

体調不良で勉強が止まってしまった子も、
これから勉強のリズムを取り戻したい子も、
まずは一度、教室に来て雰囲気を感じてみてください。

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