お盆休み明け!中1通常授業再開レポート

2025年08月20日 | お知らせ, 中学生

長いお盆休みが明け、hal学習塾でも中学1年生の通常授業がスタートしました。休み明けの授業は、生徒たちにとって“勉強モード”へ気持ちを切り替える大切なタイミングです。今回は、数学と英語の授業の様子を少し詳しくご紹介します。


数学:文字式の計算に苦戦…

この日の数学は「文字式の計算」がテーマでした。特に分配法則を使う問題では、符号ミスが目立ちました。
例えば、 −(3x+5)=−3x−5

とするところを、符号を正しく処理できずに「-3x + 5」としてしまうケースが多数。

また、同類項をまとめる問題では、7x + 5を「12x」としてしまうといった典型的な誤答も散見されました。数と文字を区別する意識がまだ定着していない様子です。

とはいえ、これらのつまずきは中学1年生にとってごく自然なもの。むしろ“間違えることで理解が深まる”のが数学の勉強です。授業の中では、間違えた瞬間に「なぜそうなったのか」を一緒に考えるよう促しました。「数字は数字、文字は文字。同じ仲間同士だけをまとめる」というルールを何度も確認。演習を繰り返す中で、生徒たちの表情が「あ、そういうことか!」と変わっていくのを感じました。


英語:3単現の“s”に四苦八苦

英語の授業では「3人称単数現在(3単現のs)」を徹底演習。ここは1年生が最初に大きくつまずきやすい単元の一つです。

授業では、主語によって動詞に「s」をつけるかどうかの2択問題(全36問プリント)に挑戦しました。
例えば、

  • My sisters play〜(複数だからsは不要)
  • Everyone plays〜(単数扱いだからsが必要)

このあたりで多くの生徒がひっかかっていました。最初のチャレンジでは、半分近く間違えてしまう子も少なくありません。

しかし、同じプリントをもう一度解き直した結果、2回目には間違いが5問以内に収まるように!
「なんでeveryoneは1人扱いなの?」「sistersは複数なのに…」といった疑問をその場で整理しながら練習することで、確実に理解が進んでいきました。


“間違えた分だけ強くなる”のがhal流

お盆休み明けの授業では、どの生徒も「ちょっと忘れてるな…」という様子からスタートしました。しかし、間違えた問題を解き直し、解説を聞き、再挑戦する中で、確実に力を取り戻していきます。

勉強において大切なのは、「一度で完璧にできること」ではなく、「できなかった問題を繰り返し練習して、できるようにしていくこと」です。
休み明けは特にリズムを崩しやすい時期ですが、この日の授業で生徒たちはしっかりと勉強のペースを取り戻してくれました。


保護者の皆さまへ

数学も英語も、「つまずきポイント」をそのまま放置してしまうと、今後の学習に大きな影響を及ぼします。逆に言えば、今の段階で小さな間違いを修正し、理解を積み重ねていければ、成績はぐんと伸びるのです。

hal学習塾では、授業中の間違いを大切にし、その場で“気づき”へと変える指導を徹底しています。授業後の生徒たちの顔には「分かった!」「できるようになった!」という充実感がありました。

この小さな達成感の積み重ねこそが、将来の大きな自信と成績アップにつながっていきます。

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