スマホで“思考脳”が育たない?

2025年05月24日 | お知らせ, 中学生, 小学生

―便利さの影で失われていく「考える力」―

今や、小学生・中学生のほとんどがスマートフォンに触れる時代。
SNS、動画、ゲーム、チャットアプリ…。
子どもたちの生活に、スマホは完全に溶け込んでいます。

しかし、その便利さの影で、ある力が失われつつあります。
それが、「思考脳」。


「考えずに済む」環境が当たり前に

たとえば、わからない言葉があったら?
昔なら辞書を引いたり、先生に聞いたり、文脈から予想したりしていたものです。

でも今は、スマホで検索すれば一瞬。
AIや自動翻訳ツールもあって、「考えなくても答えが手に入る」環境が整っています。

もちろん、それ自体は悪いことではありません。
けれど、“何も考えずに答えだけ手に入れる”経験が積み重なると、
自分で考えるプロセスをすっ飛ばす癖がついてしまうのです。


思考脳は「時間」と「手間」の中で育つ

hal学習塾では、あえて遠回りをすることがあります。
すぐに答えを教えず、「どうしてこうなるんだと思う?」と問いかける。

数学の文章題では図を描かせたり、
国語の記述では、自分の言葉で答えさせたり。

それは、思考脳を鍛えるためのトレーニング。
答えにたどり着くまでの「試行錯誤」こそが、脳を育てる栄養なのです。

スマホによって「調べる力」は向上したかもしれませんが、
「考え抜く力」「粘る力」は、むしろ弱くなっている子が多いのが現実です。


勉強中のスマホがもたらす“分断”

さらに問題なのが、「ながらスマホ」。

勉強中、机の横にスマホを置いている。
通知が来るたびに画面をチェックする。
5分勉強→10分スマホ…これでは、集中どころか「思考の持続」もできません。

思考脳を育てるには、「思考の深まり」が必要です。
しかし、スマホはその流れを細切れにしてしまう。
だから、勉強しているのに頭に残らない。
やったつもりでも、定着していない。


「付き合い方」を考えることが大切

スマホが悪いわけではありません。
むしろ、うまく使えば学習の強力な味方にもなります。

大切なのは、“主導権を持って使えているかどうか”です。

・勉強中は通知を切る
・調べたことを自分の言葉でノートにまとめる
・使う時間と目的を自分で決める

こうした「使い方のルール」を、子ども自身が意識できるかどうかで、
思考脳の育ち方には大きな差が出ます。


思考脳は、未来を切り開く力

高校入試、大学入試、社会に出てからの問題解決――
すべてに共通するのは、「考える力」が必要だということ。

スマホに頼りきった勉強では、限界が来ます。
だからこそ、hal学習塾では「考える時間」を大切にしています。
「なぜ?」「どうして?」を繰り返す授業の中で、
思考脳は確実に育ちます。


★まずは、体験してみませんか?★

hal学習塾では、入塾前に実際の授業を体験していただけます。
「どんな雰囲気?」「授業についていけるかな?」そんな不安を、体験学習でまるごと解消してください。

対象:小学4年生~中学3年生
内容:通常授業に参加(曜日・時間は学年によって異なります)
費用:無料!

🌱「がんばってみたい!」と思ったその気持ちが、きっと未来を変えていきます。
まずは一歩、hal学習塾の教室に足を運んでみませんか?

📞お電話でのお問い合わせ:022-253-7927
📱公式LINEからもお気軽に:https://lin.ee/KEOf8is

この記事を読んだ方には、以下の記事もおすすめです。