―便利さの影で失われていく「考える力」―
今や、小学生・中学生のほとんどがスマートフォンに触れる時代。
SNS、動画、ゲーム、チャットアプリ…。
子どもたちの生活に、スマホは完全に溶け込んでいます。
しかし、その便利さの影で、ある力が失われつつあります。
それが、「思考脳」。
「考えずに済む」環境が当たり前に
たとえば、わからない言葉があったら?
昔なら辞書を引いたり、先生に聞いたり、文脈から予想したりしていたものです。
でも今は、スマホで検索すれば一瞬。
AIや自動翻訳ツールもあって、「考えなくても答えが手に入る」環境が整っています。
もちろん、それ自体は悪いことではありません。
けれど、“何も考えずに答えだけ手に入れる”経験が積み重なると、
自分で考えるプロセスをすっ飛ばす癖がついてしまうのです。
思考脳は「時間」と「手間」の中で育つ
hal学習塾では、あえて遠回りをすることがあります。
すぐに答えを教えず、「どうしてこうなるんだと思う?」と問いかける。
数学の文章題では図を描かせたり、
国語の記述では、自分の言葉で答えさせたり。
それは、思考脳を鍛えるためのトレーニング。
答えにたどり着くまでの「試行錯誤」こそが、脳を育てる栄養なのです。
スマホによって「調べる力」は向上したかもしれませんが、
「考え抜く力」「粘る力」は、むしろ弱くなっている子が多いのが現実です。
勉強中のスマホがもたらす“分断”
さらに問題なのが、「ながらスマホ」。
勉強中、机の横にスマホを置いている。
通知が来るたびに画面をチェックする。
5分勉強→10分スマホ…これでは、集中どころか「思考の持続」もできません。
思考脳を育てるには、「思考の深まり」が必要です。
しかし、スマホはその流れを細切れにしてしまう。
だから、勉強しているのに頭に残らない。
やったつもりでも、定着していない。
「付き合い方」を考えることが大切
スマホが悪いわけではありません。
むしろ、うまく使えば学習の強力な味方にもなります。
大切なのは、“主導権を持って使えているかどうか”です。
・勉強中は通知を切る
・調べたことを自分の言葉でノートにまとめる
・使う時間と目的を自分で決める
こうした「使い方のルール」を、子ども自身が意識できるかどうかで、
思考脳の育ち方には大きな差が出ます。
思考脳は、未来を切り開く力
高校入試、大学入試、社会に出てからの問題解決――
すべてに共通するのは、「考える力」が必要だということ。
スマホに頼りきった勉強では、限界が来ます。
だからこそ、hal学習塾では「考える時間」を大切にしています。
「なぜ?」「どうして?」を繰り返す授業の中で、
思考脳は確実に育ちます。
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