中1数学「方程式」の前に――正負の数をしっかり定着させよう!

2025年09月26日 | お知らせ, 中学生

中学1年生のみなさん、そして保護者の方へ。
今、学校ではちょうど「方程式」を学んでいる頃かと思います。未知数を使った解き方は新鮮で、なんだか「中学生らしい数学」に感じられる単元ですよね。

しかし、ここで多くの生徒がつまずくのが 「正負の数の計算」 です。
実は、方程式そのものが難しいのではなく、符号の扱いが不安定なせいで解けない というケースが非常に多いのです。


「できない理由」は方程式ではなく計算力不足

例えば、こんな場面。 x+3=7

これなら「両辺から3を引く」として x=4x = 4x=4

とすぐにできますよね。

でも、次の問題はどうでしょう? x−5=−8

このとき、「−8+5」とするのか、「−8−5」とするのか、頭がこんがらがってしまう生徒がたくさんいます。結局「x = 13」と答えてしまったり、「x = −13」と混乱したり…。

原因はただひとつ。正負の数の加減乗除がまだ不十分なまま、方程式に入っているから です。


方程式は「正負の数の延長線上」

方程式でやる操作は、結局のところ「両辺に同じ数を足す/引く」「両辺を同じ数で割る/両辺に同じ数をかける」だけです。
つまり、計算力がそのまま方程式の力になるのです。

正負の数が定着していない状態で方程式を解こうとしても、土台の弱い家に2階を建てるようなもの。いつ崩れてもおかしくありません。


成績が伸びる生徒の共通点

hal学習塾に通う生徒の中で、しっかり点数を伸ばしている子には共通点があります。

それは――
「正負の数を徹底的にやり直した」 ということ。

例えば過去、4月の時点で数学が30点台だったある生徒。夏休みまでに「正負の数の計算」を毎日のように繰り返し練習しました。結果、1学期末の数学テストは 70点台にアップ
方程式の文章題もスラスラ解けるようになったのです。


hal学習塾の指導スタイル

hal学習塾では、火曜日に集団指導を行っています。学校の進度に合わせながら、理解を深める授業を大切にしています。

さらに、希望者には 土曜日の個別指導コース も用意。
ここでは

  • これまでに習った単元の復習
  • 火曜日の授業内容の確認
  • 応用問題へのチャレンジ

といった一人ひとりの状況に合わせた学習が可能です。
「集団授業だけだと不安…」「もっと復習したい!」という生徒には最適な時間になっています。


今やるべき勉強は?

中1の今だからこそやるべきことは、とてもシンプルです。

  1. 正負の数の加減乗除(+、-、×、÷)をミスなくできるようにする
  2. 符号のルールを口に出して確認する
    • 「マイナスかけるマイナスはプラス」
    • 「異符号は引き算、大きい方の符号を取る」など
  3. 計算の過程を必ず書く(暗算に頼らない)

これが身につけば、方程式の学習はグッと楽になります。


保護者の方へ

「方程式がわからない」とお子さんが言っている場合、実は方程式そのものではなく、正負の数でつまずいている可能性大です。
そして、そうした弱点を放置してしまうと、2学期以降の数学が雪だるま式に苦しくなります。

hal学習塾では、火曜日の集団授業と土曜日の個別指導を組み合わせながら、基礎の定着と応用力の強化を同時に進めることができます。
中1数学を得意科目にできるかどうかは、この夏から秋の取り組みにかかっています。

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