スマホ・ゲームとの距離感が、未来を決める。勉強を邪魔する“身近すぎる敵”とは?
スマホやゲームは「悪者」か?
「スマホはダメ!ゲームは悪!」
そう決めつけるのは簡単です。でも、それが現代の子どもたちにとって現実的かと言えば、答えはNO。
友だちとの連絡も、学校の情報も、SNSも、すべてスマホの中にあります。ゲームは息抜きであり、仲間との共通の話題でもある。だから一概に否定はできません。
しかし——問題は、スマホやゲームが「自分の意思でやめられない存在」になってしまうことです。
勉強を奪う「見えない時間泥棒」
hal学習塾で日々生徒を見ていると、こういうケースが増えています。
- 気づけば1〜2時間、スマホで動画を見ていた
- ゲームを途中でやめられず、勉強の時間がなくなってしまった
- 寝る直前までスマホを触り、翌朝ぼーっとしている
勉強が難しい、苦しい。そんなときほど、ついスマホやゲームに逃げ込みたくなるものです。
しかし、それを放置すると、成績が下がるだけでなく、自分に対する「自信」までも奪われていきます。勉強しようと思っていたのに、気づけば時間だけが過ぎていく——それが一番怖いのです。
「自分で決める」力が未来を守る
hal学習塾が大切にしている3つの「自」——自律・自重・自発。
このうち、スマホやゲームとの付き合い方に直結するのが自律です。
スマホやゲームを完全にやめる必要はありません。
大事なのは「やるべきことをやったうえで楽しむ」という順番。
例えばこんなルールを決めてみてください:
✅ 勉強が終わるまでスマホは別室に置く
✅ スマホやゲームは〇時まで、と時間を決める
✅ SNSの通知をオフにする
最初は辛いかもしれません。でも、一度「自分で決めたことを守れた」という体験をすると、自分に自信がつきます。その自信こそが、勉強にも人生にも効く“最強の武器”になるのです。
勉強は「量より順番」
スマホやゲームで時間を奪われがちな子ほど、「今日は4時間勉強しよう」と気合いだけで走りがちです。でも実際は続きません。大事なのは、まず短時間でも集中する時間を作ること。
- まず10分だけ、机に座る
- 簡単な計算問題だけやる
- 英単語10個だけ覚える
小さな一歩でいいんです。やり始めると不思議と続くもの。hal学習塾でも「最初の5分だけ集中」の声かけをよくしています。スマホやゲームを我慢するにも、まずは“勉強をやり始める”ことが大切です。
塾長からのメッセージ
スマホもゲームも、君たちの未来を壊す「悪」ではありません。けれど、勉強より優先させてしまうのは、やっぱり危険です。
君たちの可能性は、思っている以上に大きい。その可能性を、自分自身で閉ざしてしまわないように。
今そこにある危機は、スマホやゲームそのものではなく——「自分をコントロールできないこと」なのです。
hal学習塾は、勉強を通して「自分をコントロールする力」を育てます。一緒に、一歩ずつ前へ進みましょう!