「きっと忘れてるかな…」そんな予想を裏切ったAくんの努力
夏休み明け、久しぶりの英語授業。今日は、小学5年のAくんと1対1のマンツーマン指導の日。彼に会うのは約1ヶ月ぶりでした。
正直なところ、ちょっと不安がありました。というのも、夏休みに入る前に出していた宿題がけっこうハードだったからです。
その宿題とは——
- 月曜〜日曜の英単語(Monday〜Sunday)
- 1月〜12月の英単語(January〜December)
すべてスペルで書けるようにするという課題です。
Aくんは4月に入塾したばかり。英語学習歴も浅く、今まではアルファベットの練習や簡単な単語の読み書きから始めていました。だからこそ、「全部書けるのは難しいだろうな」「半分くらいできていたら合格かな」と、実は内心ハードルを下げていました。
ですが、授業冒頭に実施した確認テストの結果を見て…私は本気で驚かされました。
結果は、まさかのほぼパーフェクト!
曜日と月のスペルを一つずつ書いてもらったところ、Aくんが間違えたのはたったの1単語。
それも「Wednesday」を「Wednurday」と書いてしまっただけ。
それ以外はすべて正解!
JanuaryからDecemberまで、MondayからSundayまで、完璧なスペルで書ききったのです。
思わず、「えっ、Aくん、これ全部練習してきたの!?」と聞いてしまいました。
すると、Aくんはちょっと照れくさそうに「うん。がんばった」と一言。
私は感動と驚きで、しばらく言葉が出ませんでした。
小学生でも「やる」と決めたら、ここまでできる
夏休みは、どうしても気持ちが緩みやすい時期です。特に小学5年生なら、遊びや家族の予定、習い事などもあり、「宿題のことなんてすっかり忘れてた」というのも、決して珍しくはありません。
でもAくんは違いました。
しっかり覚えていた。
しっかり準備していた。
そして、自分との約束を守った。
この1ヶ月、彼がどんな思いで英単語と向き合っていたのか。何度も書いて、何度も確認して、間違えて、また書いて。そういう努力の跡が、たった1つのミスしかなかった答案にすべて表れていました。
私はあらためて、「小学生だからこれくらいで十分」という先入観が、どれだけ子どもの力を見誤ってしまうのかを痛感しました。
hal学習塾は、がんばる子どもを全力で応援します
hal学習塾では、学年や年齢にとらわれず、「自分でやってみよう」という気持ちを何より大切にしています。
Aくんのように、たとえ入塾して間もない生徒でも、自分のペースで確実に力をつけていくことができます。そして、その小さな積み重ねが、大きな自信へとつながっていくのです。
「まだ小学生だし、英語は中学からでいいかな」
「うちの子はあまりコツコツするのが得意じゃなくて…」
そう思っている保護者の方にこそ、Aくんのがんばりを知っていただきたいです。
そして、お子さんにもぜひ「できた!」の達成感を味わってほしい。