模試で差がつく!英語長文は「最初から読むな」―設問先読みで得点UPの極意

2025年07月14日 | お知らせ, 中学生, 小学生

「模試の英語長文、最初から全部読んでるよ」というキミへ。
実は、それ…時間のムダかもしれない。

hal学習塾の授業でも口を酸っぱくして言っているのが、

「長文は最初から読んだらアカン!設問を先にじっくり読む!」

ということ。今日は、その理由と、特に「英問英答」で差がつくポイントを伝えたい。


長文を最初から読むと、ほぼ必ずタイムオーバー

模擬試験や定期テストの英語長文。
最初から全部を丁寧に読んで、終わらなくなった経験はないかな?

特に模試は、文章量が多い。内容もけっこう難しめ。
「全文読んでから解く」では、時間が足りないのが普通だ。

じゃあ、どうするか。
先に設問を読んで、何を探せばいいか決める。

これだけで読むスピードは倍変わる。

例えば、

  • What did Tom do in the park?
  • Why did Mary visit her uncle?
  • Where did Jun visit last Sunday?

こういう設問を先に読んでおけば、

  • 人物名
  • 行動
  • 場所
  • 理由

など、読むべき情報をピンポイントで追える。
“全訳”なんて不要だ。必要なところだけ読めばいい。


英問英答こそ「答えの形」を作ってから探す!

さらに差がつくのが、英問英答の問題。
設問も答えも英語で書かせるタイプの問題だ。

例えば、

Where did Jun visit last Sunday?

こういう問題があったとする。

多くの生徒は「Where」という疑問詞ばかりに注目して、

  • Sendai. / Japan.
  • It was Sendai. ☜これが実に多い

など、単語だけで答えたり、間違った文の形で答えてしまう。
でも、それじゃ×になることが多い。

大事なのは、

「Whereは一旦置いといて、そのあとの文を見て答えの形を作る」ということ。

この場合、「did Jun visit」を見たら、

  • JunはHeに置き換える
  • did visit → 過去形のvisitedにする

つまり、答えは

  • He visited 〜 .

という形を先に用意しておく。

たとえ本文に

I visited the Sendai City Museum last Sunday.

と書かれていても、

設問が「Where did Jun visit〜?」なら

  • He visited the Sendai City Museum.

と書くのが正解だ。

設問を先に読んで、答えの形を頭に作っておくこと。
これを徹底するだけで、本文の「I」をそのまま写してミスをする…なんてこともなくなる。


疑問詞だけ追うとミス連発

多くの生徒がやりがちなのが、

  • What
  • When
  • Where
  • Why

などの疑問詞だけを見て、

museum

とか

because art

など、単語だけ抜き出して書いてしまうこと。

でも、英問英答は「文」で書くルールがほとんど。
そして、主語や動詞を抜いた短文は失点の元になる。

だからhal学習塾では、

  • 設問をじっくり読む
  • 答えの形(主語+動詞)を先にメモする
  • 本文から足りない部分を探す

この順番を徹底している。


未来の「自分のため」に、先読みを習慣に!

模試は、本番の入試の練習。
本番でも時間が足りなくなるのは、最初から全文を読んでしまう子だ。

逆に、設問を先読みして、

  • 読むべきところを絞る
  • 英問英答の文の形を作っておく

これができると、点数も伸びるし、疲れ方も全然違う
hal学習塾の生徒たちも、このやり方で得点を上げてきた。

もし、

  • 英語長文が苦手
  • 時間が足りない
  • 英問英答で落としてしまう

そんな悩みがあるなら、ぜひhal学習塾の授業で体感してほしい。
やみくもに読むクセを卒業しよう!

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