「模試の英語長文、最初から全部読んでるよ」というキミへ。
実は、それ…時間のムダかもしれない。
hal学習塾の授業でも口を酸っぱくして言っているのが、
「長文は最初から読んだらアカン!設問を先にじっくり読む!」
ということ。今日は、その理由と、特に「英問英答」で差がつくポイントを伝えたい。
長文を最初から読むと、ほぼ必ずタイムオーバー
模擬試験や定期テストの英語長文。
最初から全部を丁寧に読んで、終わらなくなった経験はないかな?
特に模試は、文章量が多い。内容もけっこう難しめ。
「全文読んでから解く」では、時間が足りないのが普通だ。
じゃあ、どうするか。
先に設問を読んで、何を探せばいいか決める。
これだけで読むスピードは倍変わる。
例えば、
- What did Tom do in the park?
- Why did Mary visit her uncle?
- Where did Jun visit last Sunday?
こういう設問を先に読んでおけば、
- 人物名
- 行動
- 場所
- 理由
など、読むべき情報をピンポイントで追える。
“全訳”なんて不要だ。必要なところだけ読めばいい。
英問英答こそ「答えの形」を作ってから探す!
さらに差がつくのが、英問英答の問題。
設問も答えも英語で書かせるタイプの問題だ。
例えば、
Where did Jun visit last Sunday?
こういう問題があったとする。
多くの生徒は「Where」という疑問詞ばかりに注目して、
- Sendai. / Japan.
- It was Sendai. ☜これが実に多い
など、単語だけで答えたり、間違った文の形で答えてしまう。
でも、それじゃ×になることが多い。
大事なのは、
「Whereは一旦置いといて、そのあとの文を見て答えの形を作る」ということ。
この場合、「did Jun visit」を見たら、
- JunはHeに置き換える
- did visit → 過去形のvisitedにする
つまり、答えは
- He visited 〜 .
という形を先に用意しておく。
たとえ本文に
I visited the Sendai City Museum last Sunday.
と書かれていても、
設問が「Where did Jun visit〜?」なら
- He visited the Sendai City Museum.
と書くのが正解だ。
設問を先に読んで、答えの形を頭に作っておくこと。
これを徹底するだけで、本文の「I」をそのまま写してミスをする…なんてこともなくなる。
疑問詞だけ追うとミス連発
多くの生徒がやりがちなのが、
- What
- When
- Where
- Why
などの疑問詞だけを見て、
museum
とか
because art
など、単語だけ抜き出して書いてしまうこと。
でも、英問英答は「文」で書くルールがほとんど。
そして、主語や動詞を抜いた短文は失点の元になる。
だからhal学習塾では、
- 設問をじっくり読む
- 答えの形(主語+動詞)を先にメモする
- 本文から足りない部分を探す
この順番を徹底している。
未来の「自分のため」に、先読みを習慣に!
模試は、本番の入試の練習。
本番でも時間が足りなくなるのは、最初から全文を読んでしまう子だ。
逆に、設問を先読みして、
- 読むべきところを絞る
- 英問英答の文の形を作っておく
これができると、点数も伸びるし、疲れ方も全然違う。
hal学習塾の生徒たちも、このやり方で得点を上げてきた。
もし、
- 英語長文が苦手
- 時間が足りない
- 英問英答で落としてしまう
そんな悩みがあるなら、ぜひhal学習塾の授業で体感してほしい。
やみくもに読むクセを卒業しよう!