~気づかないうちに成長をむしばむもの~
hal学習塾の前にある花壇では、毎日さまざまなお花たちが元気に咲いています!水をあげ、陽を浴び、丁寧に育てられた花たちは、時間とともにしっかりと根を張り、美しい花を咲かせていきます。
しかし、そんな植物たちにも“天敵”がいます。そう、「害虫」です。
見た目は元気そうに見えても、よく見ると葉っぱの裏にアブラムシがびっしり。夜の間にこっそり葉を食べるヨトウムシ。これらは、植物の命を知らず知らずのうちにむしばんでいきます。(これからの季節、ホント虫との闘いです…)
実は、勉強にも似たような“害虫”が存在します。本人も気づかないうちに、やる気や集中力をじわじわ奪っていく存在。今日はその「学びの害虫」たちを5つ、紹介していきます。
① アブラムシ=ちょこちょこ気が散るもの
スマホの通知、何気ないSNSのチェック、横にあるマンガやゲーム機…。
これらは、まるで葉っぱにまとわりついて栄養を吸い取る「アブラムシ」のような存在です。
目立たないけれど、常にまとわりつき、じわじわと集中力を奪っていきます。
対策は、「勉強する時間」と「遊ぶ時間」をしっかり分けること。スマホを別の部屋に置くだけでも、”アブラムシ”を払い落とすことができます。
② カメムシ=わかったつもり
「これは前にやったから大丈夫」と思っていた問題が、テストで出ると解けない…。
それは“わかったつもり”になっているサイン。
カメムシは、葉の表面から栄養を吸い取り、気づいた頃には葉がスカスカに。
学習も同じで、見た目は覚えたように見えても、中身が定着していないことがあります。
塾では、類題や口頭テストで「わかったつもり」を防ぎ、本当の意味での「理解」へと導いています。
③ ヨトウムシ=スマホ依存
夜になると現れて、植物の葉を食べつくしてしまうヨトウムシ(知ってます?ガの幼虫みたいなやつです)。
これはまさに、「夜スマホをダラダラ使ってしまう習慣」と重なります。
「あと5分だけ」が「1時間」になり、気づけば寝る時間。勉強するはずだった時間が、毎晩少しずつむしばまれていく。まさにヨトウムシの仕業。
学習時間と睡眠時間を守ることは、学力を伸ばす大前提。塾では、こうした生活リズムにも目を向けた声かけを行っています。
④ ナメクジ=自己否定・比較癖
ナメクジは、湿ったところにひそみ、気づかないうちに花びらや葉を食べてしまいます。
学習におけるナメクジは、「どうせ自分なんて」「○○ちゃんはできるのに…」といった自己否定や他人との比較です。表面上はがんばっているように見えても、心の中では静かにやる気が削られている。
このタイプの“害虫”はとても厄介。自分を守るつもりで出てきているのに、結果的には自分の成長を妨げてしまうのです。
hal学習塾では、小さな成功体験を積み重ね、「自分はやればできるんだ」という気持ちを取り戻せるよう、全力でサポートします。
⑤ 「弱虫」=行動しない言い訳
最後に紹介するのは、実際の虫ではありません。でも、学びにとっての最大の敵かもしれません。
それは、「弱虫」!!
「やろうと思ってたけど…」
「どうせやっても意味ないし…」
「今日は疲れてるから、明日から本気出す」
そんな“言い訳”の裏にあるのは、「失敗したくない」「自信がない」という気持ち。
でも、行動しなければ、成功も失敗も起こりません。
弱虫は、まるで自分の中にいる見えない虫。放っておくと、チャレンジする力そのものをむしばみます。
だからこそ、hal学習塾では「まず一歩踏み出してみること」を何よりも大切にしています。
害虫から守る=自分を整えること
植物を害虫から守るためには、こまめな観察と早めの対処が大切です。
学習も同じで、自分の中の「集中を邪魔するもの」「やる気をそぐ考え」に気づくことが第一歩。
hal学習塾では、生徒一人ひとりの“学びの芽”が、しっかりと根を張り、花を咲かせられるように、環境と声かけを整えています。