「英語は苦手だから…」と、どこか諦めたような顔をしていたKさん。
彼女の成績表には、中学2年の1学期中間テストで 英語26点 の数字が並んでいました。
けれどそのKさんが、わずか1年後ーー中学3年の1学期中間テストでは、なんと 79点 を叩き出したのです。
成績を一気に3倍近く伸ばすなんて、本当にできるの?と思われるかもしれません。
でも、Kさんの伸びは偶然ではありません。
「基本を徹底する」
これこそが、hal学習塾が一貫して大事にしてきた指導のカギです。
英語のつまずきの本当の原因は「基礎のモヤモヤ」
英語で30点前後から抜け出せない生徒の多くは、実は 「be動詞と一般動詞の使い分け」 でつまずいています。
たとえば——
- I am play tennis.(×)
- I play tennis.(〇)
be動詞が入るのか、一般動詞でそのまま進めるのか。
それがいつまで経ってもモヤモヤしていると、文章全体の組み立てもボロボロになってしまうんですね。
Kさんも、最初は「I am like music.」など、be動詞と一般動詞をごちゃ混ぜにしていました。
そしてさらに大きいのが 語順の壁。
英語は「誰が・何をする・何を・どこで・いつ」という並べ方のルールが厳密。
この感覚がつかめないと、正しい文を作れないだけでなく、テストで穴埋めや並び替えの問題が全滅します。
hal学習塾の指導法:be動詞×一般動詞を徹底攻略
Kさんにまず取り組んでもらったのは、 be動詞と一般動詞を徹底的に区別するトレーニング です。
- be動詞 は「~です」「~にいる」など、状態や存在を表すときに使う
- 一般動詞 は「~する」という動作を表す
このシンプルな原則を、短い文を大量に作らせながら叩き込みました。
例えば
- I am a student.
- I study English.
- She is tired.
- She plays soccer.
ひたすら声に出して練習し、ノートに書き、瞬時に口から出るレベルまで繰り返します。
集団指導であっても、halでは「音読」→「瞬間英作文」→「テスト形式演習」と段階的に指導するので、一人ひとりが感覚をつかめるようにしていきます。
語順は「型」で覚える!迷わない英語へ
次のステップは語順。
Kさんは当初、並び替え問題で何を書いていいか分からず、問題を白紙で出してしまうこともありました。
そこでhalでは、
- SVO(主語・動詞・目的語)
- SVC(主語・動詞・補語)
- SV(主語・動詞)
という英語の文型を、「型」として頭に叩き込ませます。
さらに 修飾語(いつ、どこで、どのように) の位置も決まっていることを覚えることで、迷わず単語を並べられるようになります。
結果、Kさんは「語順の型」を覚えたおかげで、並び替え問題が正答できるようになりました。
集団指導でも、ここまで伸びる!
「そんなの個別指導じゃないと無理じゃない?」
よく言われますが、決してそんなことはありません。
そもそも、「個別指導」といっても、「個別に答え合わせをして、正解を教える」だけの塾では伸びません。
hal学習塾は集団指導の塾ですが、
- 誰がどこでつまずいているか
- 何が原因か
を徹底的に分析し、基礎から立て直す指導を行っています。
だからKさんのように、最初は英語26点だった子が、 集団指導の中で79点 まで伸ばすことができたのです。
「英語なんて無理かも」と思っている生徒ほど、まずは be動詞と一般動詞、そして 語順の型 を徹底すること。
それだけで英語の世界は、必ず開けます。(「答え合わせ指導」では到底無理なんですが。)
あなたのお子さんも、一歩踏み出してみませんか?