時間は全員に平等──「差」がつくのは、使い方

時間は全員に平等──「差」がつくのは、使い方

「時間だけは誰にでも平等に与えられている」 これは、ある意味で残酷な現実です。どれだけ勉強ができる人も、どれだけ忙しい人も、与えられた時間は1日24時間=1440分=86400秒。でも、だからこそ「時間の使い方」で勝負が決まります。 時間を「増やす」ことはできない。でも「生み出す」ことはできる 「もっと時間があれば…」「時間が足りない…」そう嘆く中学生は少なくありません。でも、それはみんな同じ。部活動がある。家の手伝いもある。スマホだって気になる。...
字が雑だと損をする!

字が雑だと損をする!

~見落としミスが未来を変える?字の丁寧さが学力を左右する理由~ 「計算は合ってるのに、なんで点数が取れないんだろう?」 そんな相談を受けることがあります。答案を見てみると、そこには共通点が。 字が雑。それだけで、もったいない減点がいくつも…。 今回は、「字の雑さ」がどれほど成績に影響するのか、実際の例を交えてお伝えします。 「6」と「0」の区別、ついてますか? ある中学生の答案。筆算の途中式に「60」と書いたつもりが、数字の0の上が出てしまって「66」に見える。もちろん、採点者は「66」と判断。...
中3理科の難敵「イオン」を攻略せよ!

中3理科の難敵「イオン」を攻略せよ!

――つまずきポイントを乗り越えた先に、理科の本当のおもしろさがある! 中学3年生の理科の単元のなかで、「ここで苦戦する子が一気に増えるな…」と毎年感じるのが、《イオン》の学習です。 「電離するってどういうこと?」「なんでプラスやマイナスの符号がつくの?」「Na⁺とCl⁻がくっつくって、なんだかピンとこない…」 この単元に入ると、今までスムーズに点数が取れていた子も「急にわからなくなった」と不安を口にします。でも、安心してください。苦戦するのは“当然”なのです。なぜなら、「イオン」は目に見えない世界を扱う、抽象度の高い分野だから。...
【中総体直前!】限られた時間で成績をキープ・アップするためにできること

【中総体直前!】限られた時間で成績をキープ・アップするためにできること

6月14日から始まる中総体が目前に迫っています。 この時期、運動部に所属している中学生は、最後の追い込み練習に汗を流し、心も体も一杯いっぱいの日々を送っていることでしょう。一方、部活動に所属していない生徒たちは、周りの忙しさを感じながらも、自分の勉強時間が確保できるぶん、焦りを感じることもあるかもしれません。 今回はそんな今の時期だからこそ、運動部のみんなと、そうでないみんなへ、それぞれに合った「勉強との向き合い方」をお届けします。 運動部のみんなへ:「やりきる経験」が君の未来を強くする...
「知性は力になる ― 猿の惑星から考える“学び”の意味」

「知性は力になる ― 猿の惑星から考える“学び”の意味」

遠い昔に見たSF映画『猿の惑星』の衝撃を、今も忘れることができません。 (昨日お休みだったので、ディズニープラスでまた観ました。あれ、見たいの探すだけで疲れません??(笑))人類が滅び、知性を得た猿たちが支配する世界。そこでは、知識こそが「武器」であり、「支配の手段」でもありました。 物語の中で印象的なのは、言葉を話せるかどうかで「文明的な存在」と見なされるかどうかが決まるという点。つまり、「知性=その存在の価値」として描かれているのです。 このテーマは、私たちが日々関わっている“学び”にも大きく重なります。...
数学は「スピード重視」でいこう!——まずは間違ってもいいから手を動かせ!

数学は「スピード重視」でいこう!——まずは間違ってもいいから手を動かせ!

「ケアレスミスが心配で、なかなか問題を進められない」「じっくり考えすぎて、最後まで解ききれなかった…」こんなふうに“正確さ”を気にしすぎて、なかなか手が動かない。——そんな悩みを持つ中学生、多いです。 でも、hal学習塾では声を大にして言いたい!! 数学の勉強、最初は「スピード重視」でいこう! 「間違ってもいいから、まずはやってみる」 数学が苦手な子に多いのが、「完璧にやらなきゃ」という思い込み。1問1問、時間をかけすぎてしまう。でも、実際のテストでは時間が限られているし、最初から完璧なんてありえません。...