成績が伸びなくなる子の口ぐせ——hal学習塾が伝えたい学習姿勢

成績が伸びなくなる子の口ぐせ——hal学習塾が伝えたい学習姿勢

勉強をしているのに成績がなかなか上がらない。そんな生徒には共通した“口ぐせ”があります。この口ぐせが出始めると要注意。なぜなら、考え方や取り組み方そのものが「成績が伸びなくなる方向」に傾いているからです。 hal学習塾では、沖野中学校、そして沖野小学校・沖野東小学校・六郷小学校の子どもたちを日々指導しています。その中で感じる、「成績を止めてしまう子の典型的な言葉」を3つ紹介します。 1. 「習ってないからできない」 テスト前によく耳にするのがこの言葉。でも、実際にはすでに授業で扱っている内容であることが多いのです。...
みずむし百姓⁉ 笑いが生んだ勉強の記憶

みずむし百姓⁉ 笑いが生んだ勉強の記憶

中学2年生のテスト対策授業、社会の一コマ。江戸時代の身分制度や農民の暮らしについて扱っていたときのことです。ある生徒が問題プリントに「水呑み百姓」と書こうとして――なんと「みずむし百姓」と書いてしまいました。教室中が爆笑。本人は「えっ!? 何がそんなにおかしいんですか?」ときょとん顔。こちらもつい笑いながら、「水呑み」と「水虫」はまったく違うでしょ!とツッコミを入れた場面でした。 けれど、こういう“間違い”こそ実は大きな学びのチャンスです。 間違いは、強烈な記憶になる...
「信じてぶつかる」——スクールウォーズから学ぶ、今こそ必要な教育の力

「信じてぶつかる」——スクールウォーズから学ぶ、今こそ必要な教育の力

「人をバカにするやつだけにはなるな!どんなバカだってな、一生懸命生きてるんだ!」 この言葉は、名作ドラマ『スクール☆ウォーズ』の中で語られた名セリフのひとつです。昭和の熱血教師・滝沢賢治が、不良だらけの高校ラグビー部を立て直していく姿は、多くの大人たちの心を揺さぶりました。しかしこのメッセージは、令和を生きる中学生、そしてその保護者にとっても、決して古びることのない真理ではないでしょうか。 勉強も、部活も、人との関わりも、「本気」でぶつかれるかどうか...
「悔しい」って思えることが、強さのはじまり

「悔しい」って思えることが、強さのはじまり

「相手も同じ高校生だぞっ!!悔しくないのかっ!!」「悔しいです!!」 これは、昭和の熱血ドラマ『スクール☆ウォーズ』の名場面。ぼろ負けをした試合のあと、悔し涙を流す生徒に先生が本気でぶつかるこのシーンは、40年近く経った今でも語り継がれています。 でもこれは、決して遠い時代の物語ではありません。塾で、学校で、部活で。毎日たくさんの中学生たちが、小さな勝利と敗北を繰り返しています。...
【中2数学】一次関数を制する者は、期末テストを制す!

【中2数学】一次関数を制する者は、期末テストを制す!

中学2年生の1学期期末テスト。数学の大きなヤマ場となる単元、それが 一次関数 です。 この単元は、ただ公式を暗記しているだけでは得点に結びつきません。「変化の割合?傾き?切片?よく分からない…」という生徒も多いはず。でも、ここでつまずくと、この先の数学全体に大きく響いてきます。 一次関数の基本は「見える化」! 一次関数の考え方は、とてもシンプルです。 たとえば、こんな式: y = 2x + 3 この式を見て、あなたはどんなイメージが浮かびますか? ただ「覚える」だけの勉強では、何も見えてきません。でも、式の構造を 視覚的にイメージ...
【9月から変わる!学習習慣をリスタートしよう】

【9月から変わる!学習習慣をリスタートしよう】

夏休みが終わり、学校生活が再び始まろうとしています。とはいえ、まだまだ暑い毎日。生活リズムが整わず、気持ちもなかなか勉強に向かない…という生徒も多いのではないでしょうか。 でも、「9月から変わる」ことは、誰にでもできます。 むしろ、夏明け〜2学期のスタートこそが、学習習慣を作り直す絶好のタイミングです。 🌞夏の“ゆるみ”をリセットする 夏休みはどうしても夜型生活になったり、勉強時間が不規則になりがちです。生活習慣と学習習慣は密接に関わっています。 たとえば、 「昼寝のつもりが2時間寝てしまう」...